心が愛でいっぱいになって (和歌山編)
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三重公演で有岡に滅多打ちにされ
横浜公演では有岡……有岡…………(இ_இと
涙流しながらひたすら有岡にありがとうの念を送り続け、横浜から2週間空けた和歌山公演であたしの人生を大きく変える事件が起こった!!!!!
三重公演での1夜の奇跡を知らない方は
こちらを読んでいただければだいたい
あたしの和歌山へ入る前のモチベーションが
把握できると思います ↓
もしも永遠や奇跡があるとしたらきっとこんな今日のことをいうだろう (三重編) - 君の経路、僕の回路
今日はありがとうを沢山伝えに行くんだ〜と
意気込んで臨んだ和歌山公演
管理番号がアリーナ予想だったため、ドームツアーも決まったJUMPを応援してる自身の勝手な感情では
「これで近くでJUMPを見るのも最後なのかな……」
と。
皆口を揃えて言うことですが、JUMPがどんどん知名度が上がって、ファンが増えて大きくなることは「そりゃこんな魅力的なグループ見つけたらファンになっちゃうだろ〜遅いぐらいだよ〜(鼻高々)」なんて思うと同時に、「今までアリーナツアーでどこからでも肉眼で見えていたのにドームツアーが当たり前になったら米粒サイズでしかJUMPを見れなくなるのかな……」と不謹慎ながら寂しくなったり。
やはりあたしは自己の欲求中心で生きてしまう人間なようで、寂しいです。正直今のままでも……って深夜にぼそっと思ってしまいます。
そんな人間が最後になるかもしれないアリーナへ行ってまいりました。
和歌山が家から近くだったため正午あたりの出発で良かったのですが早い時間に目が冴えてしまいました。緊張と興奮で。
そして仕事と学業が多忙すぎて横浜終わってからプライベートで余裕のある時間が取れておらず、ずっと作りたいと思っていた団扇をつくることが出来ずにいたのですが、今ここで作らなくていつ作るんだ!とここぞとばかりに燃え上がりながら紙とペンをテーブルに広げてカンペ団扇を制作しました。
この団扇を持っていきたい、とひらめいた時から制作中もずっと
「これに気づいてくれたらどうしよう……」
とにやにやしつつ、ドキドキしつつ。
ただ一心に念を込めて時間ギリギリまで作ってました。
そして、準備をせっせと行い準備万端。
もちろん三重で気づいてもらえた例の団扇もしっかり持って。
今回も願掛け込みで三重公演に一緒に入った伊野尾担と1杯(実質2本ずつ)JUMPについてあーだこーだ幸せだねー楽しみだねーと浮かれモードで和歌山の地へ。
それにしても和歌山も会場までが遠い遠い。
住宅街が続く道をせっせとほろ酔いのまま向かいました。
そして一息休んだところでチケット発券
(アリーナであれ……アリーナであってくれ……とにかく近くに……有岡の近くへ…………)
↑欲にまみれた人間
発券されたのはアリーナD1
アリトロ真横なお席でした
キターーーーーーーーアリーナ(இ_இ
(……でもちょっと待てよ、
外周から数えて横には少なくとも10人はいるぜ。
前回は外周真横で気付いてもらえたけど
今回離れてる…………大丈夫か…………)
↑欲にまみれた人間②
そんな不安も実際生じたのは事実なのですが結果的に最高なポディションだったのです。理由は、とにかく和歌山の外周の高さが高すぎる!!!!!スタンド1列目と目線がほぼ同じぐらいの高さの外周だったので外周歩いている時にちょうどアリーナを向けば視界に入るベストポジションだったのです。
……不安すぎて冷静に分析できずこれに気づくのは大阪に帰ってからでしたが。
この日は山氏の金髪仕様、けとりんのグレーアッシュが初お披露目された日だったので隣の伊野尾担とモニターに映る山氏とけとりんに驚きとトキメキで序盤、心を奪われかけてました。
興奮が……あの時の興奮は叫びすぎて初っ端から声が枯れたあたしの身体が物語っております。
(あっいけね、と思って急いで有岡を見たというのは今だから言えることです)
ライブが始まるととにかく涙が。きっと毎度の如くお酒の相乗作用がもたらしたんでしょう
前回有岡がきてくれたドリカムだー……
あ、ドリカム前回歌えなかったけど今回は薮ちゃん歌うからねー……
てぇーをのばしてぇ……ごらん
きっとここに……うぅ…………いる……k……
(有岡がいる……有岡が……あの有岡が……)
;_;
;_;
;_;
いつもここが歌えません
大好きなんです
感情移入してしまうと最後まで歌えきれません
なんてしみじみ個人的な感情にひたすら浸りつつ。
あんなに意気込んで入ったくせに始まってからは
有岡が生きてるよ!踊ってるよ!歌ってるよ!前回あたしはあんなイケメンに構っていただいたんだよ!あの人を笑わせたんだよ……
ってただ有岡の存在が目に焼き付いてるだけで嬉しくって拝むように見てました。
いつもとライブの見方が違った理由は沢山あるけど、今回の和歌山公演はJUMP結成から初めてJUMPとファンが会えるコンサートだったというのもあって。
色々あったなー
あたしも大人になれたかなーって。
皆大きくなったな。
歌もダンスもほんっとに上手だな、変わったな。
関係性もこんなにも良い雰囲気に変わることができたんだ。
たくさんの感情が走馬燈のように流れてきて、和歌山公演を見ているあの時は、日常茶飯事感じておりますが特にJUMPありがとうの気持ちがダダ漏れでした。
とてつもなく純粋な愛に溢れておりました。
そんなこともあってかあっという間に終盤。
体感時間は3分です。
事件が起こったのは真剣SUNSHINEでした。
ライブ中外周には何度かきてくれていた有岡でしたが、近くでじっと三重の例の団扇持って見ているだけでもう幸せだったんです。ですが異様にあたし達付近の真正面を通る時はすごい早いスピードで通り過ぎていたんです。正直少しばかり胸がスースーしておりました。(結局かよ笑)
真剣SUNSHINE、カッコイイオレンジの衣装をまとい有岡がメンステ側からバクステに向かって歩いてきます。
(はあああああああ、くるくるくる)
しかしここでも有岡スタンドにお手振り。
ずっとお手振り。
ずっとスタンド。
ちらっとアリーナを見てまたスタンド。
またちらっとみてスタンド。
……正直諦めておりました。例の三重の団扇持ちながら血眼で有岡見ていましたが「こんなに欲張っちゃダメだよな。」とこの時はじめて自分の欲深さを反省しました。
あたしはずっと迷っておりました。さっきまで諦めた諦めたと言いつつ、まだ欲の魂が消え失せておらずまだここでもどの団扇を見せるか迷っておりました。
「外周から遠い分、大きい文字で目立つ例の三重の団扇を持った方がいいんじゃないのか。」
冷静に考えればこっちを持つ方が視界に入る可能性は確実に高いです。
でも、
「朝早く起きて作ったカンペはきっとドームツアーになるとまったく見えなくなるだろう。北海道もスタンド予想だ。この団扇が使えるのは最初で最後かもしれない。この作った苦労が、作っている時の楽しみが無駄になる。なにより使いたい!!!使ってみたい!!!」
という願望が強すぎて思わずカンペの面を有岡に向けてしまった。
その時です。
有岡が団扇をひっくり返す直前にこちらを見たのです。
真正面の視界を少しすぎたあたり、諦めていたあたしも含まれるアリーナをふと見たのです。
※ここからは天界にお呼ばれされたため記憶が曖昧なのでニュアンスが含まれてしまってるかも知れません
例の三重の団扇をカンペ団扇にひっくり返した瞬間、例の団扇を一瞬見てオラオラの男だった有岡がニコって笑って指をこっちに向かってクイッと曲げたのです。
こんなに多いアリーナの人間。周りはファンに埋め尽くされていてあたしはただD1の埋もれたファンの一人。たった一人のファンなのです。
正直、今思えば誰を標的にしていたかは分かりません。もしかして違う子に指をクイッとしていたのかも知れません。
ただ、あたしは脳を介して分析を行うこともなく、なんの迷いもなく自分の声帯に本能的に指示しました。(そのくらい秒速で反応しました。)
「大好き!!!!!!!」
あたしは
【告白させてください】
の団扇を持っていました。
有岡はそれを聞いてふにゃっとした笑顔で
「おれも」
と満面の笑顔でわかりやすいように大きく口を開けて言ったあと
チュッ
と投げチュウとばしてくれました。
あたしは届いてるよと言う余裕もなくただ、ただ首を上下に動かし頷き続け、
うんうんうん
とボーっみとれてました。
すると有岡は
おう
とひとつ、頷いたあと彼はまた男の顔して
バクステに戻られました。
視界から有岡がボヤけだした頃には
腰から砕けてました。
現実に何が起こったのか理解するのに時間がかかりました。そのあとの明日エ、アニバーサリーメドレー、our timeもただ団扇をぎゅっと抱きしめて生理的に流れてくる涙を流しながらみているだけでした。
あたしの発した大好きのひと言は一本の道筋で有岡に届いたんじゃないかとファンタジーな世界を想像するぐらい、周りのファンの「だいちゃーーん」「有岡くんこっちこっちー」の声を避けてポーンっと届いていきました。言った自分も声のボリュームの大きさと通り方が異常すぎて驚きました。
普段からおっきな声でガハガハ笑ってたのもこの日のための訓練だと思うと、多少周りに引かれていてもまぁいいかと思えるぐらい。
それぞれ自担を見ていた周りの人たちもあたしが大好きって叫んだのを聞いて「なんだなんだ」と言わんばかりに一斉に注目を浴びてしまったあの場面を今でも鮮明に思い出せます。
本当にかっこよくて素敵な笑顔でした。
自分にとって一日で身体の臓器を総入れ替えされたんじゃないかってぐらい感覚がおかしくなって、変化が大きすぎる事件でした。
贅沢すぎて10年分割払いで提供してくださいと図々しく思うぐらいあたしにとってキャパオーバーでした。
たった数秒、有岡にとって数ある中のたった1回のファンサです。
自分以外の世間から見れば「またやってるよ有岡〜」「本当に神対応だよな〜大ちゃん」程度に終わると思います。それも理解しています。
もう脳内お花畑の歳には戻れないので
「有岡くんに告白しておっけーもらえたー♡もう両想いなんだー♡あたしの彼ピッピは有岡君だもん♡♡♡」
だなんてそんな幸せな思考回路にも至れません。
ファンサ貰ったからって有岡担レベルが飛び級でアップしたとも、認知されたんだハハハハ〜とも微塵も思っておりません。
では何故ここまであたしは幸せになってるのか。何故これを機に人間が変わったかのように授業の集中力も、仕事への闘志も、物事についての考え方もプラスになったんだろうか、とそろそろ冷静になって考えることをしてみました。
有岡があたしに気づいた時、あたしの目が映した世界では、有岡がおれもって言ったとき、天から薔薇が降ってきてどこかから鐘の音が聴こえてくるかのような世界でした。(かなりお花畑人間だなwwwwwwww)
だけどなによりあたしの「大好き」という気持ちが言葉になって有岡に直接届いたということが嬉しいのです。
実は団扇を作ってる時の妄想では反応くれた時に愛してる〜って叫ぼうかな、
10周年だしありがとう〜かな
いや、おめでと〜かな(´-`).。oO
と、あまりこのあとの展開を具体的に考えておりませんでした。
ただ、素直にあの緊迫した空間の中で出てきた言葉が大好きでした。あたしの中で最上級の言葉が大好きだったんです。それを知ることが出来たのも今回の経験があったからです。
人として尊敬してる、とにかく魅力的である、顔がタイプ、生きがい・・・と、あたしの中で有岡はたくさんのジャンルの中でもトップに君臨しています。だけどそれは全て大好きな存在であることが基盤にあり、大好きから全てが枝分かれしていて、全ての感情が最終的には大好きに繋がるんだと。
辛くて、しんどくて、苦しくって、逃げ出したくって、逃げ出せば逃げられた環境で選択を迫られることも何度もあった。楽な道に進むチャンスはいくつもあったけど、そんな自分にいつも背中を押してくれたのは有岡だったから。色々な人が支えてくれたけど、最終的にイバラの道を選択した理由は「今踏ん張ればきっと胸を張って有岡に会えるから」だったから。無条件でこの理由で乗り越えてこられたから。
今の自分の恵まれた環境も、厳しいけど充実するはずの将来も有岡の存在がある事実だけで手に入れることが出来たから。
有岡はファンに支えられてるって言うけど、ライブの歓声も、CDやグッズを買っても、テレビを見ても、多くのファンのひとりで。
それは当たり前だし、その関係が変わるなんて思ってもいないけど、とにかくあたしは受け身でしかなくって。いつも有岡の存在から活力を貰ってて。
そんな自分が直接有岡へ、あなたのファンです、あなたを応援してます、あなたをずっと見ています、あなたの味方ですの感情すべて込めて「大好き」にして伝えられたのは本当に感慨深くて。
受け身だった自分がはじめて、有岡がこれからさらに自信に繋がるだろう気持ちを少しかもしれないけど伝えられたから。あたしという有岡のファンがここにいるよ!ってことが伝わる経緯を最後まで自分の目でたしかめることができたから。だからこんなにも嬉しいのだと。
有岡大貴大好き
で、あたしは生きてるんだと。
そんな自分の中でしか存在しなかった感情が、ずっと外に出ることは無いと思っていた感情が直接本人に伝わったのだと。
その気持ちとともに、あたしは有岡へ宣誓してきたとも受け止めています。
もうこんなファンサ受けたらそりゃ降りれないだろ〜と言われますが、それも。間違いではありません。
だけど1番は有岡に伝えた大好きが、そんなちっこいものじゃないんだぞ!と自信を持って言えるような誰にも恥じない有岡担としてこれからも精進していきたいという思いです。
かなり長くなりました。そしてだいぶ重くなりました笑笑
書き続けてると熱が再燃焼してまたメンタルがいかれだしたのでとりあえず現実に行われたことを簡潔にここに報告させていただくことにして、もう少し冷静になって感情と覚悟を直接、仲の良い人にはぶつけたいと思います。(覚悟しててね♡)
重たい担当で申し訳ない。
見ていてわかると思いますが
ただ本当に嘘偽りなく有岡大好きなんです。
この日は一瞬に入った伊野尾担もチケット交換してくださった裕翔担のお姉様もファンサをいただくことが出来て最高に幸せでありました。
帰りの電車では2人ともぼーっとしながらやばいね……やばいよね……と2時間うわの空で、大阪にて終電までベロベロに自担への愛を語り合いました。最高でした。
後ろの席のやんちゃな若僧があたしらのくぷぅに対してなにそれ〜〜とわざわざ絡んできてちょっかいかけてきたりしていたのですが、それに対し「芋にしか見えん。」と冷静にぶった斬った伊野尾担には笑いしか起こりませんでした。それ以降、帰りにすれ違う男はみんな芋に見えた記憶はあたしの中で最高に楽しい記憶です。
あの一日はあたしの中でずっと色褪せぬまま輝き続けますように。
あの大好きが過去形にならないように
これからも有岡への大好きを振りかざしていきます!
これからもこんなクソ重たい有岡担ですが永年JUMPを一途に見つめることを保証いたしますので温度差の変わらないヲタクの皆様どうか末永くよろしくお願いします!!!
長々とご清聴ありがとうございました。
end.
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