喜び悲しみ、受け入れて生きる

 

 

 

おそかれながら

Hey! Say! JUMP 10周年

おめでとうございます!!!

 

なぜこんなに遅くなったって?

 

素直になります。当時は情緒が乱れまくっていたからです。ちゃんとおめでとうの会はしました!でも心のうちをせめて今年のドームツアーが終わってしまう前に整理しておきたくて

アリーナツアーの総編集も終わってない中、書き出してる次第でございます。

 

 

JUMPが結成された当時、あたしは小学四年生。10歳。旧7がテレビで露出しはじめて有岡になにか心を奪われて、はや10年。

 

当時のあたしの周りは嵐のファンばかり。

金曜日の夜10:00は決まってテレビの前で

道明寺派〜花沢類派~なんて言い合う中

あたしはずっと鼻歌で「じゃんぴんとぅまいどりーむ」と歌い浮いていたあの頃。

 

スクティーが始まった頃なんて

やっとクラスのみんなと共通の話ができる!

なんて思ったのもつかの間。

花男レベルで皆見るかと思ってたのに

話題の中心はごくせんばっかり。

 

そんな若かりし頃を経て、部活動に励む毎日。

週末は決まって練習試合、ライブが大阪であるのを知りながらキャプテンとして休むわけにも行かず、SNSが普及してない時だったので

毎月出るドル誌をフラゲ日に読み漁りに行く楽しみ。

当時のDECOLOGmixiが唯一ヲタクの友達と

繋がれるツールだったっけ?(あと掲示板ねw)

 

あたしはヲタクをずっと中学まで隠してひっそりと応援してたけど唯一部活が重ならなかったTENJUMPに行けた時の喜びは究極に幸せだったな...

 

「大好きな有岡くんが生きてる!!!」

「大好きな有岡くんが見える!!!」

「この音は今のこの時しか聞こえないんだ!」

(当時は全部生歌だと思ってたwww)

 

最近ね、あたしも歳をとったようで

当時のあたしみたいにきゃぴきゃぴ

疑いの目でなくキラキラした瞳でJUMPコール

してる若い子みると銀テあげたくなっちゃうんだよね。

最近席の近い若い子に無性に絡むようになったよね。

変質者にならないように気をつけないとね。笑

 

 

TENJUMP以降、忙しい日々と

JUMPにとって大きな事件が重なって

あたしのキャパシティは爆発しました。

 

その話はまたお酒の席でも。笑

 

 

 

 

こんなに暑苦しくJUMPを語ってる人間で

ありますが実際、時間が切れることなく有岡を応援してたといえばそうではない部類に入ると思います。まぁ最近が本当にうるさくてめんどくさい人間であるのでギャップも物凄いんですが一時期茶の間になっていた時間も体験してます。

 

 

 

でも帰ってきました。

しかも今までの

生活+αでJUMP

という形でなく

JUMP中心で回る生活になって。

 

矢印魂あたりから徐々に右肩上がりでは

あったんだけど

心の分岐点は間違いなく

有岡大貴の一万字インタビュー。

 

あのときはじめてあたしは

「人間を応援してるんだ」

と自覚して。

 

こんなにキラキラした世界で生きてる

有岡にはじめて"親近感"という抱いては

いけない感情を抱いてしまって。

 

悩みの内容はきっとあたしが今後悩むことのない世界での悩みだろうし内容なんて到底理解できないものだろうし。だけど「自分らしさ」とか「自分にしか持ってないもの」とか「自信」とか…そういう目に見えないものを追わなくちゃいけない不安って有岡も同じように抱えてたりするんだってそれなりの歳になってはじめて感じて。

 

専門的な精神領域の話になるんだけど 、人間には年齢ごとに達成しなければならない精神的な課題と達成できなかったときの代償があるっていう心理社会的発達理論ってのをエリクソンさんが提唱してて。(教科書的な文面になってしまって読む気失せてない?大丈夫?w)

 

だいたい12〜22歳くらいの人は青年期で

発達課題は同一性(アイデンティティ)の確立なんだよね。

同一性って「自分は自分である」という確信や自信のことで。

こどもは「自分は自分である」という自信を持つためにもがき苦しむ中で、自分なりの価値観や仕事などを見出して、社会生活を送っていくんだけど心も体も揺れ動く不安定な時期だから、自分のことが分からなくなって混乱して、うまく同一性を確立できないままになると、人格や情緒が安定せず、社会にもうまく適応できなくなるってものなんだけどね。

 

あたしも今この時期の真っ最中で、正直すごい当てはまったりする。だけど、有岡の一万字インタビューを読んだとき、"一般的"な人間が辿る人生の順序に"特別"な世界で生きてると思ってた有岡が当てはまってしまうことに極度に驚いてしまって、そんながむしゃらに突き進むだけの彼をこれからずっと見ていたいって衝動的に思ってしまったんです。

 

ほんっとうに外見も普段言わないけどとってもとってもかっこいいし肌もツルツルだし色白だし身長165cm以下に絞ったFINEBOYS特集で表紙に載っちゃうぐらいカッコいいんだから!顔と身長のバランスいいんだから!!!

だけど一番グッときたのって内面の部分だったのかなって今振り返ってみると思えてきて。

 

有岡について話してたらキリがないと思うんで

またお酒の席で。(2回目)

 

とにかくあたしはHey! Say! JUMPにいる有岡が好きで、有岡のいるHey! Say! JUMPが好きなわけじゃないんです。Hey! Say! JUMP大好きなんです!!!

 

Hey! Say! JUMPってものすごい平均年齢が低い中スタートしたから振り付け師に言われるがまま踊りまくってたうぶな状態でデビューした人たちがほとんどだと思うんですね。 

 

「個性」を突然求められるようになってたくさん壁にぶつかって。

きっと幼すぎて、デビューした自分に誰もが自信がなかった彼等はメンバーと一緒に、足並み揃えてっていう意識がどのグループよりも自然に思わざるをえなかったんじゃないかと思う。

 

メンバーが一人抜けた時だって、誰も自分の気持ちを素直に吐ける場所は表舞台にはなくて。事務所の方針でただ笑顔で前に立ち続けて。

 

歯食いしばって出ていかなきゃいけない場面も数え切れなかっただろうしこれからの不安だって計り知れないだろうなって。

デビューして手応えを得てないJUMPにとってその時からの不安って想像つかない深すぎる闇で。

 

"人間"を応援してる身だから

絶対や保証ってものはなくて。

 

わかってたはずなのに全然わかってなくて。

 

 

つい先日SHINeeのメンバーが

一人自殺されました。

実はそのメンバーを愛してやまない友人と

いつも一緒に学校で過ごしていたのですが

彼女はSHINeeに対していつもこう言っていて。

 

SHINeeは皆とっても仲良しで見ていて微笑ましいねん、ほっこりすんねん!」

 

「うちの推しは歌もダンスも凄いけどそれ以上にホンマに心が綺麗で素敵な人」

 

「この笑顔最高じゃない?!もうこれからなんでもできちゃう気がする〜」

 

推しが頑張ってるからあたしも頑張る!

次の約束のためなら頑張れる!」

 

 

彼女もグループの歌やダンスのシーンだけでなく、ジョンヒョンさんの人間性を凄く評価していて溺愛していました。

SHINeeのことを1つ質問すれば10にも20にも返ってきて、しまいには動画や画像を見せられ共感を求められるほどで。

 

そんな大好きな自担を失った彼女を見て。

今までの彼女の自担を楽しそうに話す内容も踏まえて、他人事ではないなと思ってしまった自分がいました。

 

 

 

 

突然、大好きな人がいなくなる。

 

愛して愛して大事に思って自分が勝手にしんどくなってしまうくらい大切な人がいなくなる。

 

芸能界から去るのではなくって

これから顔を見ることも話しているところも

見れなくなる。

 

冬のドームツアーがやっと決まってやっとSHINeeとの約束ができたって喜んでたのに。

 

大好きな笑顔もバカな発言も。

歌ってる声も踊ってる姿も。

メンバーとふざけてる姿すら見られなくなる。

 

自分を支えてた存在が突然亡くなったって

報道を受けただけで自分自身に教えこまなくちゃならなくて。スマホの中には大好きな表情の自担がいるのに、動画の履歴を辿れば大好きな自担が元気に動いてるのに。そりゃ疑いたくなるし信じられなくて当たり前だと思う。公式が発表したからってうまく飲み込めるわけがなくて。

 

見える世界は一気に真っ暗になって、他人の笑い声なんて雑音でしかなくて、なんでこんな悲しいことが起こってるのにお前は笑えるの?って世界に対して威嚇する姿勢を向けるようになるだろうし。

 

 

 

ファンの人のツイートで


「もう歌わなくていいから、

もうアイドルじゃなくていいから、

ファンを見捨ててどこかへ行っていいから、

お願いだから生きていて」

 

ってものがあって。

 

このたった一つのツイートで、

何十字のツイートからファンが心から

自担のことを最期まで思いながら苦しんでる意味が

どんどん伝わってきてが胸が痛い。

 

ファンだって人間から。

 

自分の大好きで当たり前に生活の一部になってる自担が辛くて苦しんでいて死を選んだなんてこんな残酷な結末を信じたくなくて。

 

でも実際、今その苦しみと戦ってる人がいて。

知らないところで今にも壊れそうな人がたくさんいるんだなって。

 

 

 

そういえばつい最近、ミステリーヴァージンのMVを見る機会があってふと思ったことがあって。

 

当時のあたしは発表当初、もしかして山田さんだけこのままソロ活動するからJUMPを抜けちゃうことってあるのかな…なんて不安になった期間もあったんだけど。

とうとうJUMPに呆れてしまったのかな〜って

情報を聞いた時は思ってしまったし。

......有岡とすごい仲よかったし。

有岡の隣から山田さんいなくなったら有岡元気なくなっちゃうじゃん、と思って想像つかなくって山田さんを信じられなかった時期もあって。

 

だけど色々ソロ活動が解禁されていくごとに

「なんてかっこいいんだ!流石か!」

 

なんて単純にトキメいて。笑

 

 

カッコイイの感情以外なにも生まれなかったんですが最近見た時に新しい感情が芽生えて。

 

美しい...

 

山田さんのソロ活動への心境の乱れとあのピークに多忙だった日々を後々振り返って色々な言葉を徐々に話している山田さんの言葉を聞いてから見るMVの山田さんは美しくて儚くて。

 

儚くて壊れそうな人間ほどこんなに美しく映るのかと思うと涙なしにはいられなくて。

山田さんはいまだにどちらかといえば生まれもってるメンタルは豆腐寄りの人だと思ってますが、当時20歳だっけ・・・そんな今のあたしと同い年の人が自分のキャパシティを何度も超えて今にも壊れそうなくらい追い込まれた時期があったと思うとやっぱり他人事じゃないんですよね。

 

仕事を頑張る。何かを頑張るって

一見凄いことで輝いて見えたりするし

ファンにとっては誇らしくて嬉しいことだけど

限度を超えると自分が無理をしてることを自覚できなくなるほど、自分の心身が限界を超えてることにすら気づかなくなっちゃうんだろうなって。頑張るって危ないことでもあるのかもしれないって。頑張ることって簡単な事じゃないんだって思って。

 

 

 

ジョンヒョンさんが山田さんと同じような境遇だったなんて思っておりません。

原因が仕事だったのかプライベートだったのか、はたまた病気が引き起こしてしまったものなのかもファンや身近な人間でないあたしにはわかるわけがなくて。

 

ただ言いたいのが他人事に思えないっていう点だけです。

 

 友人がどのように乗り越えて立ち直っていくのかはあたしにもわかりません。

 

「今だに何が起こったのかわからない」

 

「お疲れ様って思うしかもうないんだよね」

 

「考えなくていいほど忙しくなりたい。考えなくていい時間が欲しい。」

 

「辛い時に推しの存在に救われることはあったのに推しが死にたいと思ってる時にわたしはなにもできなかった。」

 

「ありがとう、本当にごめんね」をずっと繰り返してて。

 

きっと世の中の自分に関わる全てのものが

同情に見えてしまっているんだと思います。

立ち直るためには時間だけが必要なんだと言ってました。

 

それくらいは分かってしまうから何も言葉がかけられなくて、ただ抱きしめることしか出来なくて頷くことしか出来なくて。

 

ただ、あたしは彼女が大好きですし、これからも側にいて時間が経てばお酒の席のときにでも日頃溜まりに溜まって我慢だらけの胸の内を爆発させられる時間を作ってあげようとも思います。

 

 

相手はアイドル、自分はファンというポジションだからきっと彼の死の間際自分はいなかったのに、なんでこんなに泣いてしまうんだろうって。

 

 自担がこの世界からいなくなったことで、これからの「一方通行」な関係がはじまってしまうのも残酷な話で。

 

苦しんでいる、悩んでいる、追い込まれてるなんて考えたこともなかったそう。

でもそれほどジョンヒョンさんはアイドルとしてファンを幸せにするために不安を見せず仕事を全うしてたんだとも思います。それこそアイドルの鏡の一つでもあると思います。

 

 

自殺って事実はファン自身も自分を追い詰めてしまう原因になってしまうかもしれないし、とても励ましの声のかけようも上手い言葉も見つからないけどファンの方々が言う「お疲れ様」が、とても苦しくて尊敬してたまりません。

自担の考えや行動を最後の最期まで尊重する姿勢に信頼関係がはっきりみえていて。

そんな素敵な関係をあたしだったら築けるんだろうか。

 

 

話は変わりますが、あたしは今まで自担の「仕事してるときが幸せ」って言葉しか欲しくなかったんです。

もっと欲を言うなら「アイドルをしてる事が幸せ」って言葉が欲しくてたまらなくって。

独占欲の塊だし性悪な性格も全面的に披露することになるんですけど、アイドルとして目の前に立つ自担が好きなんだからアイドルじゃない知らない時間の自担は未知の世界で、未知の世界を一番幸せだなんて言って欲しくなくて。

 

朝から寝るまで大好きな有岡だからこそアイドルとしての仕事を全うしてほしいというただの押しつけの感情をずっと持ってて。

 

でもその考えも今回の件ではじめて変わったんですよ。

それはちがってたのかなって。

改めて思ったのが、

 

自担も人間なんだ、と。

 

だから今まで全否定だった週刊誌のスクープもある意味人間を応援してる醍醐味であるのかなと思って。

 

これはあたし一人の解釈ですし、これが正解だなんて思っていません。きっとスクープされたら辛いだろうし立ち直れなくなってしまうかもしれません。(有岡担はとにかく免疫がないので)

内容にもよるだろうし、態度にもよるだろうと思います。

 

だけど仕事だけをストイックにしなくてもいいよっていう今までと真逆の感情が芽生えたんです。この感情が生まれただけであたしのヲタク寿命は3倍ほど伸びたかと思われます。

 

自担には人生を謳歌してほしい。

 

幸せな自担を見ていたい。

 

今は格好つけてるだけかも知らないけど

そう思います。

 

自担が人生を振り返る時に少しでも、少しだけでもファンの存在を思ってくれる時があれば。

ほかは家族やメンバー、プライベートな友人や仕事した方々を思い出してくれれば。

 

あたしは"有岡"の存在にすべてを捧げて生きているわけではないけれど、有岡がいなくなるときっとあたしの全てがダメになってしまうんです。

 

だからデビュー11年目、改心して

有岡のいるこの現実を当たり前と思わず

一瞬一瞬大事にしなきゃなと思います。

 

 当たり前のことを言ってるだけなんだけどね。

 

今日、雄也くんがじゃんペを更新してくれることすら、「生きてるんだ」って思ってしまうとどうしても涙が止まらなくて。

同じ時間を同じタイミングで喜んだり嬉しくなったりお祝いすることってこんなに幸せなんだって。

 

 

なんだか時間が経つと、なあなあに

なってしまうのが悪い癖だよね。

 

 

こんなに重く考えちゃう悪い癖があるあたしだし、ほんっとに頑固でめんどくさい性格ですがよかったらJUMPが心から好きな皆と幸せを分かち合いたいと思ってます!

 

ドームツアー真っ最中に突然重い話を

持ち出してしまってすみません!

思いのままに打ち込んだので読みづらいところが多々あったかと思います!

でもとってもスッキリしました!!

 

 今週末ですね!今週もすでに中盤ですね!

今年もあっという間ですね!

はやく会いたいな〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

end.